チェーン調整


メンテ基本中の基本 チェーンの調整の仕方です。チェーン調整は簡単なんだけど奥が深いんですねぇ
FIモデルからはシールチェーンになりましたので、一度調整してしまえば伸びることはほとんどないので
あまり触ることはないでしょう。
2007年モデルまでのキャプレター仕様はノンシールのチェーンですのですぐに伸びてしまいます。


まずはST250のサービスマニュアルです。





調整で使う工具です。

19mmと12mmは絶対に必要です。17mmはアスクルナットが共回りした時に必要です。
コンビネーションレンチを使っていますが、19mmはコンビレンチより長いメガネレンチを
使ったほうが良いかも知れません。
スパナやモンキーレンチ、あと安物の工具はネジを舐める可能性がありますので
使わない方が良いでしょう。

正常なチェーンの状態でも遊びが多いとこと少ないところが出来てしまいます。
チェーン調整はチェーンがキツキツの遊びが少ないところでやりますので
まず、リアタイヤを回してチェーンの遊びがきつい位置にします。




アスクルナットを緩めます。ここは19mm


逆側が共回りする時は押さえて回します。こちらは17mm


リンクナットは12mmです。



ロックナットを軽く緩めます。12mm


アジャスターナットを緩めます。同じく12mm



必要に応じてブレーキナットも緩めます。
ブレーキロッドを手で動かして、手で緩めます。


さあ調整しましょう
まずチェーンをたるませます。
単車の左側に立ち、シートごしに右側のサス上部あたりを持って
ぐっとスタンドを軸にしてリアタイヤを浮かして、手でリアタイヤを前方向に気持ちずらします。
これでチェーンがダラダラになったはずです。


チェーンの遊びが40mmくらいになるまでアジャスターナットを締め込みます。
その後はチェーンの遊びをたえず計りながらアジャスターナットを慎重にちょっとずつ締めます。
左右交互に均等に行いましょう



目盛りはアバウトですが目安になります。左右同じにしましょう

厳密に合わせる時はスイングアームの付け根からのそれぞれ左右の長さを測って合わせますが、
スイングアーム自体の個体差や精度もありますので
そこまで神経質にならなくても良いと思います。

遊びの調整が決まったら各部を締め込みます。

アスクルナットを締めるとチェーンの遊びがちょっとだけ変わるので
全体を締めてから再度遊びを確認しないといけません。



ロットナットを締めます。


アスクルナットを締めます。


リンクナットを締めます。



ここで再度遊びを計ります。
チェーンの下側のフロントとリアのスプロケットの中間位置を上下に振ります。
この振り幅がST250のマニュアルによれば10mm〜20mmです。

ちょっときつめの設定ですので、2ケツを良くする自分は緩めの20mm〜30mmにしています。

タイヤを回して位置を変えて何ヶ所かで遊びが規定位置になっているか確認します。
ここで、緩かったりきつかったりしたら、またまた最初からやり直します。
大体調整する時はアスクルナットを締めると遊びが変わってしまい
思った通りにならなくて2〜3回はやってます。

最後にリアブレーキを調整します。

調整ネジを時計回りに回すとリアブレーキの遊びが少なくなります。
自分の調整方法は、
まず調整ネジをある程度締め込んで
リアタイヤを浮かして手で回してブレーキが引きずっている状態を確認し
そこから1回(半回転)づつ緩めていきます。
ブレーキの引きずりが完全に無くなった位置から、2〜3回だけ緩めた位置で完了です。
タイヤを浮かした状態でタイヤを軽く動かすと、止まる時に逆方向にちょっとだけ動きますので
ブレーキの引きずりはこの動きを見て確認しています。
ブレーキをちょっとでも引きずっていたら、止まる時に逆方向には動きません。


こうやって文字で書くとなかなか難しいですねぇ


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